「ML115 G5」のオンボードRAIDで、「RAID5」を構築

サーバのSSD化ディスクレスサーバ化を進めていく過程で、HDDが余るようになってきました。

安くなってきているとはいえ、SSDは個人で買うにはまだまだ高いです。とくに大容量のものになると手が出ないので、そこらへんの用途には、HDDが活躍するところです。

ということで、ML115 G5に標準(オンボード)搭載されているRAID機能を使って、RAID5なサーバを構築して、余ったHDDを活用したいと思います。

ML115 G5にRAID5の構築

  1. まずは、仕様を確認。

    オンボード 4ポートSATAコントローラー(内蔵RAID機能付き、RAID 0、1、5に対応)
    日本HP – HP ProLiant ML115 G5 – 仕様一覧

    RAID5にも対応しています。

  2. HDDをセットします。今回は、4枚のHDD(160G×4)を使って構築します。

    HDDをセット (160G×4)

    HDDをセット (160G×4)

  3. HDDの認識を確認したら、「nVidia RAID Setup」を選択して設定画面に入ります。

    BIOSでHDDの認識確認

    BIOSでHDDの認識確認

  4. 無効設定になっている「nVidia RAID Function」を有効(Enabled)にして、RAID構成に参加するHDDを選択して有効にします。今回は全部です。

    nVidia RAID Setup

    nVidia RAID Setup

  5. [F10(Save & Exit)]を押下して、変更した設定を保存してBIOS設定を終了します。

    BIOS設定保存

    BIOS設定保存

  6. 起動すると、「Press F8 to enter RAID Setup utility …」と聞いてくるようになるので、そこで[F8]を押下して、RAID設定画面に入ります。

    RAID設定画面

    RAID設定画面

  7. 「RAID Mode」をRAID5にして、4枚のHDDを「Array Disks」のリストに移動させます。

    RAID5にして、Array Disksに登録

    RAID5にして、Array Disksに登録

  8. [F7(Finish)]を押下して、設定を完了させると、確認画面がでてくるので、[Y]を選択します。

    確認画面

    確認画面

  9. あとは、特に意識することなく、OSをインストールできます。

    CentOS インストール

    CentOS インストール

これで、RAID5サーバの構築は完了です。

ディスク認識の確認

OS(CentOS)のインストールが終わったので、ディスクの認識を確認してみます。

# pvscan
  PV /dev/mapper/nvidia_fajebjabp2   VG VolGroup00   lvm2 [447.03 GB / 0    free]
  Total: 1 [447.03 GB] / in use: 1 [447.03 GB] / in no VG: 0 [0   ]
# dmesg | grep sd
device-mapper: dm-raid45: /dev/sda is raid disk 0
device-mapper: dm-raid45: /dev/sdc is raid disk 1
device-mapper: dm-raid45: /dev/sdd is raid disk 2
device-mapper: dm-raid45: /dev/sdb is raid disk 3
# dmesg | grep RAID5
RAID5 (left symmetric) set with net 3/4 devices
# dmraid -r
/dev/sda: nvidia, "nvidia_fajebjab", raid5_ls, ok, 312581806 sectors, data@ 0
/dev/sdb: nvidia, "nvidia_fajebjab", raid5_ls, ok, 312581806 sectors, data@ 0
/dev/sdc: nvidia, "nvidia_fajebjab", raid5_ls, ok, 312581806 sectors, data@ 0
/dev/sdd: nvidia, "nvidia_fajebjab", raid5_ls, ok, 312581806 sectors, data@ 0

問題なくしっかり動作しているようです。

ディスク速度の調査

RAID5のディスクアクセス速度です。

# hdparm -t /dev/mapper/nvidia_fajebjab

/dev/mapper/nvidia_fajebjab:
 Timing buffered disk reads:  588 MB in  3.00 seconds = 195.84 MB/sec

比較用にディスク1枚(160G)のサーバのディスクアクセス速度です。

# hdparm -t /dev/sda

/dev/sda:
 Timing buffered disk reads:  162 MB in  3.00 seconds =  53.94 MB/sec

おお。結構なスピードアップした結果になりました。

まとめ

ディスク速度もアップして、大容量で、冗長性を備えていて、と余ったHDDでまた違った役割に使えそうなサーバができました。

カテゴリー: サーバ・インフラのこと   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

トラックバック

「ML115 G5」のオンボードRAIDで、「RAID5」を構築 への3件のコメント

  1. ピンバック: NFSサーバを構築して、複数サーバの共有ディレクトリを設定する。 – FlatLabs

  2. ピンバック: ディスク速度のまとめ。HDD、RAID5、SSD、USBメモリ、さくらのVPS。 – FlatLabs

  3. ピンバック: CentOSで自宅サーバ構築 その1 | 夜間大学生ブログ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>