KVMをインストールして、仮想サーバを作る手順のまとめ

Linuxで仮想化環境を構築する際に、候補のパッケージとして、XenとKVMという選択肢がありますが、個人的には、そういう場面の際には、長らくXenを選択してきており、特にこれといって選択肢を変える理由が見つからなかったことから、KVMについては、スルーしていましたが、KVMがLinuxカーネルに取り込まれていることなどを強みに存在感を強め、RHEL 6ではXenをサポートしないとのアナウンスがあったりして、完全に形勢逆転した感があります。

ということで、遅れながらKVMを触っており、KVM仮想化環境を構築したりしたので、インストール手順のまとめです。

なお、ホストOSは、CentOSを使ってGUI環境という設定で行っています。

KVM仮想化環境を構築する

KVMをインストールして仮想化環境を構築するには、基本的に通常のOSインストールの流れと同じですが、インストールするうえで、少し気にしたり、通常とは違う選択をする必要があったりするので、そのへんを挙げておきます。

  • KVMには、仮想化支援機能(intel VTやAMD-V)を搭載したCPUが必要です。また、BIOSで、「Secure Virtual Mashine Mode」が有効になるように設定しておく必要があります。
    Secure Virtual Mashine Mode

    Secure Virtual Mashine Mode

  • KVMは、ゲストOSの仮想ディスクとして、ブロックデバイスかファイルかを選択することができるのですが、後で、パーテーションを切って、ブロックデバイスを仮想サーバに割り当てたりしたい場合には、パーテーションを切る容量を残しておく必要があります。逆にファイルを割り当てたい場合には、ホストOSで、たくさんの容量を確保しておく必要があります。

    パーテーションの設定

    パーテーションの設定

  • KVMパッケージのインストールは、インストールパッケージ選択時に「今すぐカスタマイズする」にチェックをいれ、「KVM」を選択します。

    KVMパッケージの選択

    KVMパッケージの選択

  • ゲストOSを外部の物理ネットワークに接続できるようにするには、ホストOSのインストール後に仮想インターフェースをブリッジモードで動作するように設定する必要があります。

    ▽設定方法
    KVMのホストOS(CentOS)のネットワークをブリッジ化する設定

KVMで仮想サーバを作る

上記の注意点を参考に、KVM仮想化環境の構築が完了したら、仮想サーバを作成します。

仮想サーバの作成には、Xenの時にも使っていた、仮想マシン管理ツールの「Virtual Machine Manager(仮想マシンマネージャ)」を使います。

  1. 仮想マシンマネージャを起動したら、「新規」をクリックして、仮想マシンの作成をスタートします。
    仮想マシンマネージャの起動

    仮想マシンマネージャの起動

  2. 仮想マシンの作成についての説明です。
    仮想マシンの作成

    仮想マシンの作成

  3. 仮想マシンの名前を設定します。
    仮想マシン名

    仮想マシン名

  4. 「完全仮想化」で、ハイパーバイザーに「kvm」が選択されていることを確認します。
    仮想化の方法

    仮想化の方法

  5. インストールメディアの指定とOSのタイプを選択します。今回は、DVDのインストールメディアで、CentOSをインストールする選択をします。
    インストール方法

    インストール方法

  6. 仮想ディスクのタイプを選択します。今回は、ファイルで、64Gの仮想ディスクを作ります。
    ストレージ

    ストレージ

  7. ネットワーク設定の選択をします。今回は、外部のネットワークへ接続したいので、共有物理装置のネットワークを選択します。
    ネットワーク

    ネットワーク

  8. メモリとCPUのリソースを割り当てる設定を行います。今回は、2GBのメモリと、論理ホストと同じ数の2つのCPUを割り当てます。
    メモリとCPUの割り当て

    メモリとCPUの割り当て

  9. これで仮想マシンの作成は完了です。設定を確認し「完了」を押下です。
    仮想マシンの作成終了

    仮想マシンの作成終了

  10. 仮想マシン作成の処理が開始されます。
    仮想マシンの作成中

    仮想マシンの作成中

  11. しばらくして、仮想サーバのCentOSのインストールが開始されます。

    CentOSインストール

    CentOSインストール

  12. あとは、通常どおりのCentOSのインストールを行って、仮想マシンの作成完了です。
    仮想サーバの起動!

    仮想サーバの起動!

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